60歳0カ月で老齢基礎年金の繰上げ支給の請求をし、支給開始を60カ月繰り上げた場合、老齢基礎年金の減額率は( )となる。

ライフプランニングと資金計画

1 24%
2 42%

なぜ違う: 42%は、繰下げ受給を60カ月(5年)行った場合の増額率(0.7%×60カ月)です。繰上げの減額率とは別の数値です。

3 60%

なぜ違う: 60%は繰上げ月数の60カ月をそのまま%に読み替えたもので、制度上の減額率ではありません。減額率は0.4%×60カ月=24%です。

正解: 1

要点: 正解は 1)。老齢基礎年金は原則65歳から支給されますが、60歳以上65歳未満の間に繰上げ支給を請求することができます。

老齢基礎年金は原則65歳から支給されますが、60歳以上65歳未満の間に繰上げ支給を請求することができます。この場合の減額率は、2022年4月1日以後に60歳に到達する者(1962年4月2日以後生まれ)について1カ月あたり0.4%です。60歳0カ月での請求は65歳から60カ月の繰上げとなるため、減額率は0.4%×60カ月=24%となります。したがって選択肢1が正解です。なお、この減額は生涯にわたって継続し、後から取り消すことはできません。繰上げをすると寡婦年金の受給権が消滅する、事後重症による障害基礎年金の請求ができなくなるといった不利益もあります。逆に繰下げ受給の増額率は1カ月あたり0.7%で、最長75歳まで繰り下げると84%の増額となります。(2023年4月1日現在施行の法令に基づく)

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出典:一般社団法人金融財政事情研究会/特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2024年5月公表分 問33