所得税における医療費控除に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、「特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例」は考慮しないものとする。
1 その年中に実際に支払った医療費が医療費控除の対象となり、未払いとなっている医療費は実際に支払われるまで医療費控除の対象とならない。
2 給与所得者は、年末調整により医療費控除の適用を受けることができる。
3 医師等による診療等を受けるために電車、バス等の公共交通機関を利用した場合に支払った通院費で通常必要なものは、医療費控除の対象となる。
4 医療費控除の控除額の計算上、医療費の補填として受け取った保険金は、その補填の対象となった医療費の金額を限度として、医療費の金額から差し引く必要がある。
正解: 2
要点: 正解は 2)。医療費控除は年末調整では適用を受けられず、給与所得者であっても確定申告が必要である。
医療費控除は年末調整では適用を受けられず、給与所得者であっても確定申告が必要である。よって2が不適切。医療費控除は「その年中に実際に支払った」医療費が対象で、未払分は実際に支払った年の控除対象となる。通院のための電車・バスなど公共交通機関の運賃で通常必要なものは医療費に含まれる(自家用車のガソリン代や駐車場代は対象外)。控除額の計算では、高額療養費や入院給付金などの補填金を、その補填の対象となった医療費の額を限度として差し引く必要があり、他の医療費からは差し引かない。
この問題に出てくる用語
同じ回の前後の問題
- 2級学科 2026年5月公表分 問33: Aさんの各種所得の金額が下記のとおりであった場合の所得税における総所得金額として、最も適切なものはど
- 2級学科 2026年5月公表分 問35: 所得税における住宅借入金等特別控除(以下、「住宅ローン控除」という)に関する次の記述のうち、最も不適
タックスプランニングの他の問題
- 2級学科 2026年5月公表分 問35: 所得税における住宅借入金等特別控除(以下、「住宅ローン控除」という)に関する次の記述のうち、最も不適
- 2級学科 2026年5月公表分 問36: 所得税の青色申告に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 2級学科 2026年5月公表分 問37: 法人税の益金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各選択肢において、法人は内国法人
- 2級学科 2026年5月公表分 問38: 会社と役員間の取引に係る所得税・法人税に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 2級学科 2026年5月公表分 問39: 消費税の簡易課税制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
アプリで弱点分析つきの演習ができます