Mさんは、〈X社に関する資料〉から算出されるX社株式の投資指標について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
会社員のAさん(40歳)は、X社株式(東京証券取引所上場銘柄)を購入したいと考えているが、株式投資をするに際して、債券投資との違いも理解しておきたいと考え、国内の大手企業が発行するY社債(特定公社債)も併せて検討することにした。
そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
〈X社に関する資料〉
| 項目 | 金額等 |
|---|---|
| 総資産 | 1兆円 |
| 自己資本(純資産) | 5,000億円 |
| 当期純利益 | 320億円 |
| 年間配当金総額 | 200億円 |
| 発行済株式数 | 4億株 |
| 株価 | 1,500円 |
〈Y社債に関する資料〉
発行会社:国内の大手企業
購入価格:104.5円(額面100円当たり)
表面利率:2.0%
利払日:年1回
残存期間:4年
償還価格:100円(額面100円当たり)
格付:A
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
1 「株価の相対的な割高・割安の度合いを判断する指標として、PERやPBRがあります。X社株式のPBRは18.75倍です」
2 「企業の経営効率や資本効率を判断する指標として、ROEがあります。X社のROEは3.2%です」
3 「株主への利益還元の度合いを測る指標として、配当性向があります。X社の配当性向は62.5%です」
正解: 3
要点: 正解は 3)。配当性向は「年間配当金総額÷当期純利益×100」で求める、利益のうちどれだけを株主に還元したかを示す指標です。
配当性向は「年間配当金総額÷当期純利益×100」で求める、利益のうちどれだけを株主に還元したかを示す指標です。X社は年間配当金総額200億円、当期純利益320億円なので、200億円÷320億円×100=62.5%となり、選択肢3が最も適切です。参考までに、PBRは株価÷1株当たり純資産で、1株当たり純資産=5,000億円÷4億株=1,250円なので1,500円÷1,250円=1.2倍、ROEは当期純利益÷自己資本×100=320億円÷5,000億円×100=6.4%となります。
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