ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率を組入比率で加重平均した値( ① )、ポートフォリオのリスク(標準偏差)は、ポートフォリオに組み入れた各資産のリスク(標準偏差)を組入比率で加重平均した値( ② )。

金融資産運用

1 ① よりも大きくなり ② と等しくなる

なぜ違う: 期待収益率は各資産の期待収益率の加重平均そのものであり分散投資で上振れすることはなく、またリスクも加重平均と等しくはならない。

2 ① となり ② と等しくなる

なぜ違う: 期待収益率が加重平均になる点は正しいが、リスクは相関係数が1未満であれば加重平均を下回るため、常に等しくなるとするのは誤り。

3 ① となり ② 以下となる

正解: 3

要点: 正解は 3)。ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率をそれぞれの組入比率で加重平均した値と一致します。

ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率をそれぞれの組入比率で加重平均した値と一致します。組み合わせただけで期待収益率が上がることはありません。一方、ポートフォリオのリスク(標準偏差)は、各資産のリスクを組入比率で加重平均した値以下になります。これは、資産どうしの値動きが完全に一致していない(相関係数が1未満である)限り、値動きの一部が打ち消し合うためで、これが分散投資によるリスク低減効果です。相関係数が+1のときのみ加重平均と等しくなり、相関係数が小さいほど、また△1に近いほど低減効果は大きくなります。よって正解は3)です。

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出典:一般社団法人金融財政事情研究会/特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2026年5月公表分 問43