下記の〈X社のデータ〉に基づいて計算したX社の配当性向は( ① )、配当利回りは( ② )である。

金融資産運用

〈X社のデータ〉
株価:2,000円
1株当たり年間配当金:40円
1株当たり純利益:100円
1株当たり純資産:1,000円

1 ① 10% ② 20%

なぜ違う: 10%は1株当たり純利益100円÷1株当たり純資産1,000円(自己資本利益率)に一致し、20%は株価2,000円÷1株当たり純利益100円=20倍(PER)を百分率と取り違えた値で、いずれも配当性向・配当利回りの計算ではない。配当性向=40円÷100円=40%、配当利回り=40円÷2,000円=2%である。

2 ① 20% ② 10%

なぜ違う: 配当性向の分母は1株当たり純利益、配当利回りの分母は株価である。20%・10%はいずれもこの対応を取り違えた値で、正しくは配当性向=40円÷100円=40%、配当利回り=40円÷2,000円=2%となる。

3 ① 40% ② 2%

正解: 3

要点: 正解は 3)。配当性向は、当期純利益のうちどれだけを配当に回したかを示す指標で、「1株当たり年間配当金÷1株当たり純利益×100」で計算します。

配当性向は、当期純利益のうちどれだけを配当に回したかを示す指標で、「1株当たり年間配当金÷1株当たり純利益×100」で計算します。本問では40円÷100円×100=40%です。一方、配当利回りは、投資した株価に対して1年間でどれだけの配当を受け取れるかを示す指標で、「1株当たり年間配当金÷株価×100」で計算し、40円÷2,000円×100=2%となります。分母が純利益なのか株価なのかを取り違えないことが得点の鍵です。なお、1株当たり純資産1,000円は本問では使いませんが、株価÷1株当たり純資産=PBR(2倍)、株価÷1株当たり純利益=PER(20倍)の計算に用いるダミーデータです。よって正解は3)です。

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出典:一般社団法人金融財政事情研究会/特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2026年5月公表分 問42