スーパーマーケットを経営する企業が、店舗内で調理・販売した食品が原因で食中毒を発生させ、顧客に対して法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償する保険として、( )がある。

リスク管理

1 生産物賠償責任保険(PL保険)
2 請負業者賠償責任保険

なぜ違う: 請負業者賠償責任保険は土木・建築などの請負工事の遂行中に生じた事故による賠償責任を対象とし、販売した食品による事故は対象外である。

3 施設所有(管理)者賠償責任保険

なぜ違う: 施設所有(管理)者賠償責任保険は施設の欠陥や管理の不備、施設内での業務遂行に起因する事故を対象とし、引き渡した製品自体に起因する事故は対象外である。

正解: 1

要点: 正解は 1)。生産物賠償責任保険(PL保険)は、製造・販売した製品や、提供した仕事の結果が原因で、他人の生命・身体を害したり財物を損壊したりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償する保険です。

生産物賠償責任保険(PL保険)は、製造・販売した製品や、提供した仕事の結果が原因で、他人の生命・身体を害したり財物を損壊したりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償する保険です。店舗内で調理・販売した食品による食中毒は、引き渡した生産物に起因する事故なので、PL保険が対応します。これに対し、店舗の床が濡れていて顧客が転倒したような施設の管理不備による事故は施設所有(管理)者賠償責任保険、建設工事などの請負作業中の事故は請負業者賠償責任保険が対応します。何に起因する事故かで使い分けるのがポイントです。よって正解は1)です。

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出典:一般社団法人金融財政事情研究会/特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2026年5月公表分 問38