生命保険および損害保険を活用した家庭のリスク管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

リスク管理

1 病気やケガで入院した場合の医療費の負担に備えるため、定期保険に加入した。
2 自分が死亡した後、子が社会人になるまでの生活資金を確保するため、収入保障保険に加入した。

なぜ違う: 収入保障保険は被保険者の死亡後、一定期間にわたり年金形式で保険金を受け取れるため、子が独立するまでの生活資金の確保に適しており、適切である。

3 同居の子が原動機付自転車で通学中に他人に接触してケガをさせ、法律上の損害賠償責任を負担する場合に備えて、自動車保険にファミリーバイク特約を付帯した。

なぜ違う: ファミリーバイク特約は記名被保険者や同居の家族が原動機付自転車を運転中に負う対人・対物賠償責任を補償するもので、適切である。

4 同居の子が自転車で通学中に他人に接触してケガをさせ、法律上の損害賠償責任を負担する場合に備えて、火災保険の加入時に個人賠償責任補償特約を付帯した。

なぜ違う: 個人賠償責任補償特約は自転車事故を含む日常生活上の賠償責任を補償し、同居の家族も補償対象となるため、適切である。

正解: 1

要点: 正解は 1)。定期保険は一定期間内に被保険者が死亡・高度障害となった場合に保険金が支払われる死亡保障の商品であり、入院時の医療費負担に備えるものではない。

定期保険は一定期間内に被保険者が死亡・高度障害となった場合に保険金が支払われる死亡保障の商品であり、入院時の医療費負担に備えるものではない。医療費への備えには医療保険や医療特約が適切であるため、1が不適切。収入保障保険は死亡後に年金形式で保険金が支払われ、遺族の生活資金の確保に適する。ファミリーバイク特約は自動車保険に付帯して原動機付自転車運転中の対人・対物賠償に備えるもの、個人賠償責任補償特約は自転車事故を含む日常生活の賠償責任に備えるもので、いずれも同居の子の事故に対応でき、リスク管理として整合している。

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出典:一般社団法人金融財政事情研究会/特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2026年5月公表分 問20