キャッシュフロー表の作成において、一般に、各年次の金融資産残高は、「( )」の算式により計算された金額を計上する。

ライフプランニングと資金計画

1 前年末の金融資産残高×(1+運用利率)+当年の年間収支
2 (前年末の金融資産残高+当年の年間収支)×(1+運用利率)

なぜ違う: 当年の年間収支は1年を通じて発生するため、期首から運用されていたものとして年間収支にも運用利率を掛けるのは実務上の計算方法と異なる。

3 当年の年間収支×(1+運用利率)+前年末の金融資産残高

なぜ違う: 運用されるのは前年末までに積み上がった金融資産残高であり、当年の年間収支に運用利率を掛けるのは対象が逆である。

正解: 1

要点: 正解は 1)。キャッシュフロー表では、各年の金融資産残高を「前年末の金融資産残高×(1+運用利率)+当年の年間収支」で計算します。

キャッシュフロー表では、各年の金融資産残高を「前年末の金融資産残高×(1+運用利率)+当年の年間収支」で計算します。前年末時点で保有している金融資産は1年間運用されるので運用利率を乗じますが、当年の収入・支出の差額である年間収支は年間を通じて生じるため、運用の対象とはせずそのまま加算するのが一般的な取扱いです。年間収支がマイナスであれば残高は取り崩されます。なお、キャッシュフロー表の収入は可処分所得(年収から所得税・住民税・社会保険料を差し引いた額)で記入し、将来の収入・支出は変動率を用いて「現在の金額×(1+変動率)^経過年数」で将来価値に置き換えます。

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出典:一般社団法人金融財政事情研究会/特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2026年5月公表分 問31