第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

リスク管理

1 医療保険では、治療を目的としない人間ドックなどの検査入院をし、異常が発見されなかった場合、入院給付金は支払われない。
2 限定告知型の医療保険では、他の契約条件が同一で限定告知型ではない医療保険と比較して、割安な保険料が設定されている。

なぜ違う: 限定告知型(引受基準緩和型)は告知項目が少なく引受けが緩い分、リスクが高い契約者を抱えることになるため保険料は割高になる。

3 所得補償保険では、ケガや病気によって就業不能となった場合であっても、医療機関に入院しなければ、保険金は支払われない。

なぜ違う: 所得補償保険は入院の有無を問わず、医師の指示による自宅療養等で就業不能となった場合も補償対象となる。

4 がん保険では、180日間または6カ月間の免責期間が設けられており、その期間中にがんと診断確定されても、がん診断給付金は支払われない。

なぜ違う: がん保険の免責期間は一般に90日間または3カ月間である。180日間・6カ月間とするのは誤りである。

正解: 1

要点: 正解は 1)。医療保険の入院給付金は、医師の治療を目的とする入院であることが支払要件である。

医療保険の入院給付金は、医師の治療を目的とする入院であることが支払要件である。人間ドックや健康診断のような治療を目的としない検査入院で異常が発見されなかった場合は、治療の必要が生じていないため給付金は支払われない。したがって1が適切である。逆に検査の結果、疾病が発見されて治療目的の入院に切り替わった場合は支払対象となり得るという線引きになる。約款上も、給付事由は「医師による治療を目的とする入院」に限定されているのが一般的である。

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出典:一般社団法人金融財政事情研究会/特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2025年5月公表分 問19