生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。

リスク管理

1 養老保険では、保険金の支払事由が発生せずに保険期間満了を迎えた場合、死亡・高度障害保険金と同額の満期保険金を受け取ることができる。
2 こども保険(学資保険)では、契約者(=保険料負担者)が死亡した場合、あらかじめ指定された受取人に既払込保険料相当額の死亡給付金が支払われる。

なぜ違う: こども保険では契約者が死亡すると以後の保険料払込みが免除され、祝金・満期保険金は契約どおり支払われるのが一般的で、既払込保険料相当額の死亡給付金が支払われるわけではない。

3 変額保険(終身型)では、契約時に定められた保険金額(基本保険金額)は保証されておらず、運用実績によっては、死亡保険金額が基本保険金額を下回る。

なぜ違う: 変額保険(終身型)は死亡・高度障害保険金について基本保険金額が最低保証されており、運用実績が悪くても基本保険金額を下回らない。

4 終身保険の1回当たりの保険料は、他の契約条件が同一であれば、保険料払込期間が有期払込みであるほうが、終身払込みであるよりも低くなる。

なぜ違う: 払込期間が短い有期払込みのほうが同じ保障を短期間で賄うため、1回当たりの保険料は終身払込みより高くなる。

正解: 1

要点: 正解は 1)。養老保険は保険期間中に死亡・高度障害となれば死亡・高度障害保険金が、支払事由が生じないまま満期を迎えれば同額の満期保険金が支払われる生死混合保険である。

養老保険は保険期間中に死亡・高度障害となれば死亡・高度障害保険金が、支払事由が生じないまま満期を迎えれば同額の満期保険金が支払われる生死混合保険である。よって1が正しい。こども保険は契約者が死亡した場合、以後の保険料の払込みが免除されたうえで祝金・満期保険金は当初どおり支払われるのが一般的で、既払込保険料相当額の死亡給付金が支払われるわけではない。変額保険(終身型)は解約返戻金や満期保険金に最低保証はないが、死亡・高度障害保険金には基本保険金額の最低保証がある。保険料払込期間が短い有期払込みのほうが1回当たりの保険料は高くなる。

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出典:一般社団法人金融財政事情研究会/特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2026年5月公表分 問12